たったひとりの人、私の欧介さん③

「敷かれたレールの上を歩くだけのサラリーマンなんて大嫌い…
スケールの大きい人じゃなきゃいや!」
私が、20代前半くらいから、思い続けてきたこと。自分自身はバリバリの日本企業で働いていたのでザ・サラリーマンを目の前にしてそんなことを言い、よく反感をかっていた。たぶんこう思うようになったのも20歳のとき出会った人の影響がかなりあるんだろうな。○○商社・○○銀行・メーカーの○○などと、かの有名な会社のサラリーマンと合コンしたってちっともお付き合いしてみたいなどと思ったことはなかった。どうやったら合コンで人を好きになれるか、ほんっとレクチャーしてほしいくらい。。合コンに来た人が筋金入りの金持ちだったら違ったかな?いやいやいや、私は桜子とは違うぞ〜。私だって、お金では買えないたったひとつのものを探している乙女なの。

でも、そんな私が最終的に選ぼうとしているのは、なんと単なるサラリーマン。

好きになった人が…単なるサラリーマンだったという単純な話。。
今まで単なるサラリーマンの中に欧介さんがいなかっただけ。サラリーマンの皆様、
単なるサラリーマンでくくってしまってごめんなさい。…続く