最後の晩餐

姉と姉の旦那様(入籍前だが…)と3人で、なでしこ家にて最後の晩餐をした。最後ということでビール、ワイン2本、焼酎(伊佐美←7350円もする)を若旦那のお小遣いから買ってもらった。24歳の若旦那は、マメ男だった。キッチンに立ち、いろいろとお手伝いをしてくれたり、うちの汚い冷蔵庫を拭いてくれたり。あ〜やっぱりマメ男っていいな。。なんていけないいけない、ついつい欧介さんと比べてしまう。でもよかった、大好きなお姉ちゃんの旦那様がお姉ちゃんに優しいし、マメだし、安心したよ。そんなこともあり、お酒も手伝って、だんだん現実を受け入れることができてきた。このカップルを見習って私も、前進しなければ…。
私も新居の家具や、食器などどんなものにしようかと、夢を膨らませている。食卓のテーブルとリビングのテーブルは両方、カッシーナ・イクシーのガラステーブルで揃えたい。(ソファもカッシーナがいいな…)食器は、ロイヤルコペンハーゲンリチャードジノリで一式…などと夢を語ったら、姉にぴしゃりと言われる…。「家庭に、全部ガラスは冷ややかで温かみがないから、冷めた家庭になるからダメ!少しだけ木が入ってるのであれば、ぬくもりがあるからまだよい」「ロイヤルコペンハーゲンなんて、一般サラリーマン家庭がもつものでない、やめなさい」姉の経験や考えは時に納得させられる。お姉ちゃん、もう私は一人で十分泣いたよ。これからも電話やメール毎日しちゃうけれど…。離れて暮らしていてもお姉ちゃんはお姉ちゃん。心から祝うよ。
結婚、おめでとう
 

突然ですが…

2006.4.30付 会社を退職した。(正確にはまだ、する
これから私にとって、超ウルトラスーパー長いGWが続く…

1社目:1.5年
2社目:3年
3社目:半年

私も社会人6年目になっていたのか。来月から何をして過ごそう…。
働いているときは、早く辞めたい、家でゆっくりしたいなんて思っていたけれど、
いざ、そうなってみると、どうしていいかわからない。
週末に彼と会うのが楽しみ
 だったのも、
金曜日に飲むビールが格別
だったのもウィークディにストレスを溜めながらも必死で働いていたからこそで。。

なんだか、心にぽっかり穴があいた気分だ。
なんだかんだで私、働くの好きだったのかな。最近、買ったスーツもお気に入りでみんなに「秘書っぽい」なんて言われて得意げだったりした。そんな格好ももう、することもなくなるのかな。なんだか寂しいな。

でも、やらなきゃいけないことはたくさんある。

<今、やりたいこと(希望)>
料理教室
パン教室
歯の矯正
旅行
おばあちゃんと過ごす
ペットを飼う
ブライダルエス
家具選び

そして、明日は姉の引越しになる。着実に環境が変わっていってる。いつもなら5月病にかかっている時期なのに。


姉が出て行く日まで…あと2日

ゆがんだ姉妹

前に紹介したことがあるけれど、私は相当のシスコンである。年は4つ離れている。想像するにお姉ちゃんもたぶんなでしこのことをなんだかんだで大好きだ。面倒見の良い姉は、な、なんと8歳年下の男性と結婚する。甘えん坊の妹は、一方で11歳年上の男性とおつきあいしている。私達、姉妹はこのようにバランスをとっている。が、やっぱどこかゆがんでる…。よく、そんな年が離れていて話があう?と聞かれる。そういう人たちが気にする、見てきたテレビや聞いてきた音楽の違いはつきあううえで私にとってははっきりいって全く問題がないことを経験でわかっている。そんな私の年上ずきを見事に知り合いのカラーセラピストのHさんに、言い当てられた。やっぱり年上の人といて、自分が楽だから、本当は自分の足で立つこともできるのに、知らず知らずのうちに楽になるように自分をつくりあげていると。考えたこともなかったけれど、私にもこういう男性の選び方を後悔する日が来るのだろうか。


お姉ちゃんが出ていく日まであと…4日

手をつなぐこと

h-nadeshiko2006-04-25


東京タワーに行った。隣のデスクのお育ちの良いW子さんに、「つきあい始めのカップルみたいなとこ行かないで下さいよ」なんて言われた。お育ちの良い厚化粧の彼女から、最近いろいろ刺激を受ける。仕事は全くしないけどね。彼がハーフらしく、かなり情熱的な恋愛をしている。ほんっと仕事はしないくせに、英語でかかってくる電話にぺらぺらと答えるから、どうして?などと聞いて話を聞いたらハーフの男性とおつきあいしてることがわかった。最近はチャットまでして、恋愛話で盛り上がる。やっぱハーフの人って言う台詞がくさい。「W子がHAPPYなら、僕もHAPPY」って言われたとか、彼女も平気で私にのろける。私はとても楽しいけど。そんな話をしてたら、ふと我が恋愛をふりかえり、一層寂しくなった。最近、恋愛成長度抜群のM美ちゃんとの電話で思わず、感極まって泣いてしまったなでしこ。急に寂しさ
に襲われた。
でも、その寂しさを言葉にだして伝えることはできなかったけれど、手をつないでくれたことで寂しさを和らげることができた。次の日、私から、「手をつなごう」って言ってみた。つないでくれた。寂しさを解消することができた。

たったひとりの人、私の欧介さん④

「プロポーズの言葉はどれ?」
①なでしこさんは温かい家庭を築きたいの?
②僕が面倒見ますから
③家、探しにいくか。

結婚前に、具体的に事務的なことちゃんと決めるのって重要だと思う。
でも、じぇんじぇんロマンティックじゃなーーーい!

どれも違うよね!?ちゃんと給料3ヶ月分(欧介さん課長だから、いいのもらえちゃうぞ〜)
の婚約指輪とともに、プロポーズしてくれるんだよね?
今までの誕生日やクリスマスのプレゼント、全部、自分であれがほしいこれがほしいって指定してきたから、欧介さんからの「サプライズ」ってのがない。一生に一度のサプライズ期待してるね。欧介さんが選んでくれるなら、どんな指輪でも絶対に文句言わないから。。値段じゃなくって気持ちがほしい。そんなふうに思うなんて今だけだぞ!ほしかった時計もおねだりして買ってもらった。モノは形として残るけど、消耗していく。心に残る「気持ち」は薄れない、一生心に残るよ。

〜休日のオフィス街にあるカフェにて〜
二人でお互いの意見を尊重しながら、また妥協しながら、決めた事務的なこと&約束事

<お金>
基本的になでしこは専業主婦であることを前提に。
転勤族のため、家は賃貸で。ただし社宅は入らない。

●A口座=毎月のお給料+冬ボーナス →なでしこ全部
 B口座=預金・株式投資など    →A口座からまわす   
 C口座=夏ボーナス        →欧介全部(1年間のおこづかいは全部ここから)
 D口座=ギャンブル口座      →家賃・光熱費

※私のお小遣いはA口座から、もちろん食費もA口座。食費を削って自分のお小遣いにしようとしているので、欧介さん少しおびえ気味。。


<子供>
欧介の年齢が39歳のため、できるだけ早く子供がほしい私。欧介は子供は無理してほしくないと言う。私はこの少子化のなか、3人もほしいと思う、日本にとってなくてはならない頼もしい女子である!二人の妥協の結果↓

●子供は神様の思召しである。しかしながら欧介も子作りには協力する。


<パチンコ>
私の大嫌いなもの。欧介の人生そのもの、最大の趣味。
ただし、パチンコで稼いだお金はすべてD口座により、家賃と光熱費にあてることで渋々納得した上、出した結果
●パチンコは週末(土日)の月4回まで。ただし、月の最後の土日は両方とも行かない。
 また、大型連休はパチンコに行かない。


<結婚式>
私は純白のウェディングドレスを着て大好きな友達にたくさん囲まれ盛大に式&披露宴をあげたいと切に願う。欧介は、年齢も年齢だし、友達もいないしできればやりたくない。細かい話はこれから…、一応妥協案
●夢のウェディングドレスは着てくれていい、欧介が買ってくれる。ただし、50人も80人も呼ぶ盛大な披露宴だけはしない。こじんまりと挙式を。


<その他>
●なでしこ、お料理教室に通う。欧介も、料理の難しさ家事の大変さを知るため
男の料理教室に一緒に通う。仲良し♪

●人からお金を借りない、貸さない。

以上

私も妥協はしたけど、お互いこれだけは、っていうところは尊重し、とても良い話し合いになったな、と思うよ。「コミュニケーション不足」が課題の二人にとってはね。でもまだまだ越えなければならないが…。  …続く

たったひとりの人、私の欧介さん③

「敷かれたレールの上を歩くだけのサラリーマンなんて大嫌い…
スケールの大きい人じゃなきゃいや!」
私が、20代前半くらいから、思い続けてきたこと。自分自身はバリバリの日本企業で働いていたのでザ・サラリーマンを目の前にしてそんなことを言い、よく反感をかっていた。たぶんこう思うようになったのも20歳のとき出会った人の影響がかなりあるんだろうな。○○商社・○○銀行・メーカーの○○などと、かの有名な会社のサラリーマンと合コンしたってちっともお付き合いしてみたいなどと思ったことはなかった。どうやったら合コンで人を好きになれるか、ほんっとレクチャーしてほしいくらい。。合コンに来た人が筋金入りの金持ちだったら違ったかな?いやいやいや、私は桜子とは違うぞ〜。私だって、お金では買えないたったひとつのものを探している乙女なの。

でも、そんな私が最終的に選ぼうとしているのは、なんと単なるサラリーマン。

好きになった人が…単なるサラリーマンだったという単純な話。。
今まで単なるサラリーマンの中に欧介さんがいなかっただけ。サラリーマンの皆様、
単なるサラリーマンでくくってしまってごめんなさい。…続く

たったひとりの人、私の欧介さん②


ドラマ『やまとなでしこ』と私。
私がやまとなでしこを見たのは大学4年生、22歳のときだった。そのドラマを見るまでは、松嶋菜々子さんのことは特別好きではなかった。実年齢にほぼ近い27歳の桜子を演じる、スッチーの菜々子さんは、ほんっとにきれいでかわいくて素敵だった。あの声も大好きである。まだ大学生だった私は、桜子が身にまとう、ディオールや、バレンチノや買ってもらったFOXYのお洋服、ショーメや、ショパールの時計や装飾品に憧れた。だって本当に似合っていたもの。もうあれから六年たっているけど、今見ても、時の流れを感じさせず斬新で素敵だ。一流ブランドってさすがだなと、これだから思うよ。
お金持ちが大好きで、合コンの女王。その美貌でどんなお金持ちも自分の虜にする。そして桜子も筋金入りの金持ちをゲットするまで、決して努力をおしまない。寝る間を惜しまず、デート(査定)をする桜子は、体力ある〜。『洋服は私のすべてなの、人生そのものなの』このはっきりとした、信念は潔くてかっこいいと思った。そして、なぜ必死になって合コンに励んでたかというと、女が最高値で売れるのは、27!12月の誕生日までのラストスパートだったのだ。これで私が27歳にこだわっていたのをわかって頂けただろう。

22歳の私はそのドラマを高校のときの同級生の男の子と見ていた。 懐かしいなあ。 その彼とは結局おつきあいはしなかったのだけれど、なでしこの思い出の人には違いない。私は横浜、彼は静岡で月9を毎週楽しみに見ていた。第9話・彼女が泣いた夜では二人とも号泣したっけ。『年収と遺産と不動産』でしか男を見ない、ゆがんだ桜子、でも憎めないのは時折見せる、優しさやどこか普通のかわいい乙女的な部分があったから。その彼は、私のわがままなところも知っていた、桜子をとても気に入り、似ても似つかない私と桜子を照らし合わせ見ていたんだと思う。彼はこんな私のことを7年越しに思い続けてくれた。最近、思うのは、自分のことを愛してくれた人のことって絶対に忘れない。その愛が深ければ深いほど。彼は言っていた。『一番好きになった人とは結婚はできないから、二番目に好きになった人と結婚するんだ』って。彼はそのとおり一昨年、結婚した。友人達にはよく思い出を美化させすぎ、と言われるが…。私も彼のこと好きだったんだけれど…。プラトニックな恋愛だったからこそ二人ともいい思い出なんだろうな〜。
時を経て、私は最高値の27歳になった。私と、桜子はたったひとつ、誕生日が12月ということだけ共通していた。28歳の誕生日までカウントダウンかけて、頑張ったが、失敗。TSUTAYAでDVDを借りてきて、それとなーく、欧介さんにやまとなでしこを見せたり。。(結構、楽しく見てくれたの。欧介と桜子のデートでパチンコの景品でとったゴリラのおっきいぬいぐるみを担いでいるシーンをとても気に入っていたよ!)でも、27歳でたったひとりの人と巡りあいたいの!27歳でウェデングドレスが着たいの。そんな思いは通じず、現在に至るわけで。。